対応できる工事
和室の建具の張替に特化した専門店。「昔でいう所の経師屋、表具屋に近い」と自ら位置づけている。
襖(ふすま)の張り替え
- 和紙襖紙:新鳥の子(特価品・普及品)、上新鳥の子、鳥の子、本鳥の子
- 織物襖紙:普及織物、中級織物、上級織物
- 天袋・地袋の張り替えにも対応
- 窓(小窓)がありその部分をくり抜く必要のあるタイプにも対応(追加料金)
- 押し入れ側に**雲華紙(緑色の紙)**を貼る仕様にも対応(追加料金)
- 襖の骨の補修(傷みが激しい場合は補修料金)
- 引手の交換(大サイズ700円)
- 部分補修での対応も提案(穴が開いた箇所など)
対応可能な襖の種類として、組子襖・単板襖・チップボール襖・戸襖(板襖)・ダンボール襖・発泡スチロール襖を挙げて解説している。
障子の張り替え — 8種類の障子紙を用意している(価格は「料金・価格」節を参照)
- 普通紙(お徳用)
- 倍厚紙 無地(2重プレス)/倍厚紙 雲竜
- 小川和紙風 パルプ障子紙(小川の和紙生産者が機械で製造)
- 強化紙(レーヨンを多めに配合し、普通紙の5倍の強さ)
得意なこと
① 伝統的な貼り方 — 水貼りをしないと明言している
この店の最大の訴求点。
「後から手直しはできない(表紙の裏側の問題なので、次に張り替えるまでそのまま)」とも書いている。
糊を煮糊法のものに限定している
デンプン糊の製法を煮糊法(デンプン粉だけを煮詰める。糊焼けしない。手間がかかり高価)と冷糊法(化学物質で熱を発生させて混ぜるだけ。安価だが紫外線で変色=糊焼けする)に分けて解説し、自店は煮糊製法で作った、あく止め成分入りの糊を使うと明記している。
「襖のシミは糊焼けが原因が8割」「最近はプロの業者さんでも安いという理由で糊焼けする糊を使っている所もあります。また酷い所はデンプン糊ですらなく科学糊(木工ボンドや壁紙糊)を使っている所もあります」と述べ、「プロに頼む時はどんな糊を使っているか確認しましょう」と施主に呼びかけている。煮糊は冷糊法の糊のおよそ2倍の価格だとも書いている。
障子枠を流水で水洗いする
「障子は水洗いしてから貼ったほうがキレイ」という記事で、障子枠に染みついた灰汁を流水で洗い流してから貼ると仕上がりが違うことを写真付きで説明。
料金の目安
価格をすべて公開している。記載はすべて大サイズ・税抜が基準。
品質区分の一覧表
| 品質 | 和紙襖紙 | 織物襖紙 | 価格(大サイズ) |
|---|---|---|---|
| 特価品 | 新鳥の子 | 該当なし | 2,200円 |
| 安価品 | 新鳥の子 | 該当なし | 3,800円〜 |
| 普及品 | 上新鳥の子 | 普及織物 | 7,500円〜 |
| 中級品 | 鳥の子 | 中級織物 | 9,800円〜 |
| 上級品 | 本鳥の子 | 上級織物 | 17,500円〜 |
種類別の個別価格
| 紙の種類 | 価格(大サイズ・税抜) | 説明 |
|---|---|---|
| 新鳥の子(特価品) | 2,200円〜 | 用意している中では一番紙質が荒い。絵柄入りはもう少し高い |
| 新鳥の子(普及品) | 3,800円〜 | 漉いて作る和紙と異なりパルプ等を使用 |
| 上新鳥の子 | 7,800円〜 | 機械で漉いた和紙の襖紙 |
| 鳥の子 | 35,000円〜 | 楮・雁皮・三椏を使用 |
| 本鳥の子 | 75,000円〜 | 完全に手作業での手漉き。「今はかなりの高級品」 |
| 普及織物 | 7,500円〜 | 織物の雰囲気をもった襖紙 |
ほか 2 件
一覧表では「中級品=鳥の子=9,800円〜」「上級品=本鳥の子=17,500円〜」とあるが、詳細部分では「鳥の子 35,000円〜」「本鳥の子 75,000円〜」と書かれている。両方を記録しておく。
サイズ別の料金比率
| 名称 | 具体的な大きさ | 大サイズに対する比率 |
|---|---|---|
| 大サイズ | 高さ130〜180cm、幅90cmくらい | 100%(基準) |
| 中サイズ | 高さ100cmくらい | 80〜85% |
| 小サイズ | 高さ40cmくらい | 60〜65% |
| 丈長サイズ | 高さ181cm以上、200cmくらい | 120%くらい |
| 幅広サイズ | 高さ180cmくらい | 200〜300% |
追加料金
| 内容 | 金額(税抜) |
|---|---|
| 大サイズで窓などがあり、その部分をくり抜く必要があるタイプ | 1,500〜2,000円 追加 |
| 押し入れなどで裏に雲華紙(緑色の紙)を貼る場合 | 600〜1,200円 追加 |
| 引手(大サイズ) | 700円 |
出張費 — 「持ち込みでも当店出張でも料金は変わりません」と明記。出張料の加算はない。
施工事例
料金表そのものが公開されているため、価格の目安を知る用途では事例は不要。
保証・アフターサービス
ただし「水貼り」の記事で「後から手直しはできない」(表紙の裏側の問題なので再度張り替えるまでそのまま)と述べており、貼り方に起因する不具合は事後対応できない性質のものだと明言している。
対応エリア
「狭い地域でしか営業してません」という見出しを立てて明示している。
「地元優先で活動してます」と付記されている。
川越市内でも喜多院のある小仙波町、氷川神社のある宮下町、野田町といった古い町並みの地名を具体的に挙げている。
向いている相談
- 襖・障子・畳・網戸の張り替え — これ以外は扱っていない専門店
- 価格を事前に知りたい場合 — 品質区分ごとの価格が全て公開されている(畳を除く)
- 襖1枚、障子1本だけの小口の依頼 — 「一枚、二枚だけなら翌日お届けも可能」と明記
- 古い日本家屋・年代物の襖障子 — 「特に年代物の襖、障子の張り替えが得意」と明記。川越の旧市街(小仙波町・宮下町・野田町)を名指ししている
- 雪見障子・猫間障子 — 手順を説明できるレベルで扱っている
問い合わせ・見積もり
| 手段 | 内容 |
|---|---|
| メール返信元 | yorozu@harikael.sakura.ne.jp(このアドレスから返信が来るので、… |
- 「張り替えの事でもそれ以外でもなんでもお尋ね下さい」とある
- 襖ページに「見本帳をもって伺います」という記述があり、サンプル帳を持参して訪問する方式であることが分かる
- 持ち込みでも出張でも料金は変わらないと明記されており、建具を店に持ち込んでも、引き取りに来てもらっても同額